ジジイの独り言 原発の温排水による地球温暖化問題への補足

現在の地球温暖化の原因は地球の温暖化であると考える。

最初は海底火山の噴火や人間が海に排出した温排水等の影響によりスポット的に海面の温度が上昇した(つまり地球温暖化した)ことによって、そこの温室効果が増加して、地球全体に拡大していって、地球全球が温暖化したと考える。

 

このことについては、このダイアリー等に何度か書いたけれども、そもそも発電所の温排水(排熱汚染)は半世紀も前から問題にされてきて、実際に火力発電所では、循環水の放水温度は、取り入れる海水の温度+7℃以下とする等が、地元との協定値として記載される等、実際に具体的に対策がとられてきたのだが、あたりまえとなり、世代交代とともに忘れ去られた感がある。

 

現在の原発の温排水に対する原発推進派・政治屋等の公式?見解は、「原発の温排水による熱量など太陽光のもつエネルギーにくらべれば、全く無視してよいほど小さな量である」ということらしい。

 

しかし、今のヤフー知恵袋(エネルギー、地球温暖化カテ)などの質問・回答などを見るにつけ原発ムラ・原発推進派らの知能の低さには呆れるばかりである。

日本が欧米から学ぶ算数・理科レベルの知識・技能などなかった筈である。越後屋原発ムラ・政治・忖度文科省パワハラ・セクハラ教育者・ニセ科学者)自体の荒廃ではないかと思う。

 

「エネルギー」の量は無尽蔵にあるかもしれない。(核反応などにより解放されるエネルギーやポテンシャルエネルギーなど、人間が気が付いていないエネルギーもあるだろう・・・)

だから、自然界のエネルギーの量と、今問題にすべきエネルギーの量と比較しても、全くの価値もない。小学3年生でもわかる話である。

 

今地球の平均気温は15℃(288K)くらいで、赤外線の放射は390w/m2程度になる。で、ここが+7℃の温排水により295K、〇〇〇w/m2になるんだけど、無視できるってってアホウな日本の役人やニセ科学者が鼻でせせら笑っていうだろうか。

〇〇〇は貧乏で電卓も買えない(実は御小遣ためて最近やっと買ったけどめんどい)ので計算してみてね。(E=σT^4、σ=5.67×10^(-8)でTを求めt(℃)=T(K)-273.15とすればいい)

 

昔話を思い出した。当直主任から「おいこら、復水器の出口バルブを調整してけえ」と言われたので、先輩に小声で「何で?復水器バイパス海水で希釈したって熱量は変わんないんでしょう」と言ったら「おどりゃー、わりゃー、テメエなんか言われたとおりにやっておけ糞が!」って言われた。とても大きなバルブで、はなれた所にある電源盤の斜流ポンプの電流計を見るために、何度も行ったり来たりで大変だった記憶がある。

 

で、海水温度+7℃以下ならば、復水器をバイパスさせた海水と混合希釈すれば環境上問題ないと思われているが、それは協定上の問題で、実際にはそうではない。

 

周辺の海水の温度が上昇してきたら、復水器から排出される温排水の温度も高くなり、それによって、また、周辺の海水の温度も高くなって、タービンが真空度低下でトリップするまで、どんどん海水温度が高くなる可能性もある。(これをショートカットというらしい)だから本当は薄めてだせば良いという物ではないが、ショートカットはないと言う前提では、強制的にうすめて出せばいいってことだとおもう。)

 

けど、今現在海水表面の温度も上昇してるのは事実のようだから、3.11がなかったら、今頃、全原発(当時54基)が出力低下したり、タービン真空低下でスクラムしているかもしれない。