ジジイの独り言 温室効果ガスがないと地球は寒冷化するのか

昨日のNHkのコズミックフロントを見た。

以前はそうでもなかったと思うが、ときどき「CO2は温室効果ガス」を匂わせるようなシーンが織り込まれるようになり、最近は「地球温暖化 温室効果ガス・CO2原因説」は、もはや議論の余地もない真実であるとしたうえで、明らかにお役所・政治屋原発ムラ等に懐柔されたヤクザのように感じるのは私だけだろうか。

NHKは忖度にせ科学者や出鱈目政治家などにインタビューし、発言をそのまま放送してOKではなくて、いないかも知れないが誠実な専門家等の意見等も踏まえて、できるだけ中立的な立場から番組制作願いたいものである。

 

さて、電事連越後屋 原発ムラなどによると、温室効果ガスがないと地球は、氷点下マイナス18℃になるそうな。うーんそういえば、炭酸飲料やビールなどいつもギンギンに冷えている・・・などと感動しててはいけないじゃん。

そんなモノ飲んだら死ぬど!!!この夏、炭酸飲料やビールなどを飲んではいけない。

 

さて、しかし良く聴いているといろんな意見があるようだ。

温室効果ガスがないと、マイナス18℃から地球の平均温度15℃まで、33℃も地球温暖化しないというかたもいれば、100%CO2ガス濃度で、乾燥空気よりも0.6℃高くなり、温室効果ゼロにしても現在の大気よりも零点数℃下がるだけだとおっしゃる自称優秀な大学院を首席卒業して、更に数十年も研究したという科学者?もいる。

「視覚でとらえるフォトサイエンンス地学図録P168 3気候変動 太陽高度・二酸化炭素濃度の変化と気温の関係(数研出版)」なども、その一つであろう。不思議なグラフが描いてある。

 

地球温暖化 CO2原因説。小中学校の理科も高校生の物理も熱力学もすべて無視。無論、アボガドロ数もボイル・シャルルの法則もシュテファン・ボルツマンの法則もくそくらえである。どこやらの大学の名誉教授などは、高校生でもわかる基礎的な物理学すらも理解していないように思えた。

こんな信頼のできない灯台・鏡台・痴呆の5流大学など最低である。

 

話が転んだ。

なぜ原発ムラやIPCC文科省やNHKは、そう想うんだろうか?

どうも温室効果ガスに温室効果があると断定している先生(もしくは支持派)の理科・物理学的根拠には、大気中の3原子分子の特性であるファン・デル・ワールスの実在気体の状態方程式(van der Waais' equationn)だけのようである。

 

これはフラスコ等の密閉された容器に二酸化炭素を封入して加熱したら、空気のときよりも温度が高くなったという話である。

しかし地球上には総ての季節・全ての時間帯・すべての(大気の状態が)などが、仕切りされてなどいないのであって、常に大気は対流している。言うまでもないが、いわゆる温室効果ガスも、地球全体に均等に存在し空気とともに移動している。

もちろん太陽から地球に降り注ぐ太陽光のエネルギーの100%は地球の大気・地表面で一度は100%吸収されて、現在の平均気温があるんだが、

かりに「特定波長の赤外線(気温)の時に吸収するので、気温の変化とともに吸収帯?も常に複雑に空間を移動しているということで、つまりCO2に温室効果があったと仮定しても、特定の電磁波に対してCO2が不足している(未飽和)ってことは到底考えられない。地球全体として見れば、仕事をしていないCO2などそこら中にいっぱいあるだろうから飽和になるわけがない。地球放射の赤外線は大気に100%吸収されているとしても良かろう?」

 

多くのCO2原因説賛成論者もマイナス18℃は認めるようだが、シュテファン・ボルツマンの法則を思い出したらわかるが、黒体の放射温度は放射エネルギーの密度(w/m2)に比例しているということであるので、大気の組成や微量のいわゆる温室効果ガスなどとは無関係である。つまり昔から全球凍結時などの時を覗いては、マイナス18℃などなかったと考えられる。もちろん温室効果ガスなどなくっても、大気や水があれば寒冷化もない。

 

で、国立環境なんちゃらの使命何であるか知らないが、江守氏も自分宛てに「実験室のようなモノじゃなくて、自然界での実験をすべき」に対し「私もそう思いますねえー」みたいなことふてぶてしく回答をしないで、丁寧にまともな説明・解説をすべきじゃないかと思う。CO2原因説論者の唯一無二の具体的な実験ではないのか?これでは何がだめなのか、どうすれば証明になるのか、つくば大学の〇〇先生等に教えてあげたらどうだ。

社会人同士、まともなどこかの会社の社員であったら「てめえ、ちんたらちんたら、ふざけんじゃねえぞ。テメエなんぞぶっ殺す℃ー-」って上品に叱咤激励されるだろう。