ジジイの独り言 温室効果ガスに温室効果はないという理由

いわゆる地球温暖化説でいうところの温室効果ガスに温室効果は無いよ!って話をもう一度やっておきたい。

 

いわゆる地球温暖化温室効果気体(ガス)を化学的に言ってしまえば、大気中の水蒸気(H2O)・二酸化炭素(CO2)・メタン(CH4)などの3原子~多原子分子のことで、これらの分子は、1つの原子の周りに2以上の原子を結合した形になっており、特定の波長の赤外線を照射されると両側の原子が激しく振動(共振)する性質があり、その「共振した状態を吸収した」と言っているが、温室効果は吸収して終わりではなくて、温室効果は吸収したのちにどうなって、どうなるの問題である。

 

脱線するが、吸収量は、バッチ運転をするイオン交換樹脂のように、1回分・2回分などと、汲んで捨てられるようなものではありません。自然界の物質が吸収・放出すると言えば連続的に吸収したり放出したりする性質をもっていると考えるのが普通とおもいますが、3.11のころは、そういう先入観で他人に教育をなされる方ばっかりでした。

原発ムラ・電力会社労働組合等の越後屋・出鱈目・無責任・大ウソツキは昔からのことですが、今の日本人の正義感・道徳感・責任感ばなれ、理科ばなれも極めて深刻であると思いましたので、敢えてくどく書き置きました。)

 

で、現代の文科省の新しい科学では、「太陽から地球、地球から宇宙へ」すべて電磁波の流れとして、(放射理論)で説明するようですが、これは言うまでもなく、これは大嘘です。私たちの住む地球には重力の加速度があって、表面には水や大気が取り巻いており、大気圧・気温・大気の密度・対流などを無視しては計算が絶対にできません。大昔の中学校の教師の方が、文科省IPCC等の科学者よりも頭がいいと思います。

 

で、地球には大気の層が取り巻いていて、どこかの科学者が言うような真空ではありません。また、いわゆる温室効果ガスは、空中のどこかにCO2層などとして浮かんでいるのではなくて、大気中の窒素や酸素・水蒸気などと均一な混合ガスとして、大気を形成しているのです。ニセ科学者・政治家・原発ムラ・・・先ずはありのままの姿から勉強されてはどうでしょうか。

 

太陽光による地球表面から放出された熱は、地球が地球の表面に蓄積していた熱と相まって(内部エネルギーが太陽光の約2倍になって)伝導や蒸発・放射によって大気に吸収されて、大気の対流等によって再放射・吸収等を繰り返しながら、熱を上空に伝搬し、最終的には、太陽光と同等のエネルギーを総て宇宙に放出に放出しています。

 

大気中にどの程度の濃度があれば、地球放射の赤外線を全部吸収できるのかということは化学的な計算でもわかるでしょうけども、すでに計算等された方は非常に僅かな距離で吸収されつくすとおっしゃっています。

また、高校物理学等で習われるシュテファン・ボルツマンの法則や大気の熱力学的な収支の計算等をみれば、地球放射の赤外線は地上付近で全部吸収されているはずです。

飽和説を論破してやった」などは、精神病院に行かれるべきです。(シュテファンボルツマンの法則については後で述べます)

 

あと、水は熱を吸収して蒸気になりますが、大気が水蒸気の量を増すこと(気体中または大気全体の内部エネルギーが増加することと、いわゆる温室効果との関係はありません。また、先生方が仰っているのは、あくまでも赤外線と気体分子の相互作用を言われておるのだろうと思います。

 

ファン・デル・ワースの状態方程式をご覧ください。

どうも筑波の国立環境なんちゃらのニセ科学者や大学等の教授さんの主張は、「3原子以上の分子には、この化学的性質がある」ということが温室効果があるなしの根拠・証拠・はったりのようです。しかし、後で述べるように本当の温室効果は化学ではなくて分子の圧縮・膨張による状態(気温・気圧・密度)の変化であって、これと地球温暖化の関係はないと思われます。ってか、どうしてそう想われるのか不思議でなりません。

 

なお、共振波長よりも若干波長の短い側から吸収して、共振波長でピークになり、若干波長の長い側に放出します。つまり温室効果ガスは、むしろ地表の冷却効果ガスであると言えると思います。もちろん、環境が共振波長を外れたらそのエネルギーは放出されます。地球が金星にならなくてすんでいるのは、CO2ガスなどよりもずっと熱を吸収してくれる水が地球表面に存在することが一番の根拠です。水蒸気もCO2も特定の波長以外では、単・2原子分子とうとおなじで、ただの分子として振る舞うだけです。

なお、単原子分子・2原子分子は分子の構造上そのような共振はしませんが、気体の分子としての熱振動やブラウン運動はします。

 

そもそも大気に対して温室効果ガスは微量であって吸収量は大した量ではないと思います。また、これは潜熱(その気体の温度も上昇しません)ので、それ自体が温室効果を呈するものではないです。温室効果というのは顕熱(実際に大気温度が上昇)でないといけません。

 

また、高濃度の温室効果ガスをフラスコなどに充填して、特定波長の赤外線を照射すると単原子・2原子分子の場合に比べて、3原子分子以上のガスは若干温度が高くなる性質が古くから知られております。前者のような気体を完全気体といい、後者を実在気体と呼ぶようです。乾燥空気は、いろいろな原子・分子の複合気体ですが、完全気体と見做してよいと半世紀以上前の学校で習いました。

 

なので、どういう理由で皆様が温室効果ガスと呼ばれるのか、学歴もない凡人にはよくわかりませんが、気象学における温室効果とは大気の全体の状態(気温・気圧・密度)の問題とおもわれ原子・分子の一般的な化学的性質を言ってるものではないので、そもそも命名から嘘であって・恣意的・胡散臭いものだと思います。

 

で、温室効果ガスで地球温暖化になるを、簡単に否定できる方法があります。

シュテファン・ボルツマンによれば、太陽から地球に供給されるエネルギーを100%としたとき、地球のアルベド(反射率)は30%であって、大気中の温室効果ガスによって20%が吸収されて、地球の表面に到達する太陽光は残り約50%だそうです。

 

シュテファン・ボルツマンの計算式は、温室効果ガスによる吸収分を含む70%が地球に吸収されるものとして計算してマイナス18℃です。約50%の地球放射分は当然100%計算に入れてあります。つまり温室効果ガスによる吸収分の20%はすでに計算に入っております。

近年「光の性質」も高校教科書程度にまで説明がされるようになり、アルベドも無視すべきではないと思いますので、念のためにそれも総て入れて計算しても地球の表面温度は5.6℃にしかなりません。もし大気圧のない大気を考慮したら表面温度はもっと低くなります。なのでいくら温室効果ガスがあったところで、地球の平均気温が15℃にはなりません。

足りないエネルギーは、それ以前に地球が蓄積した熱、海底火山による海面温度上昇・原発の温排水等、人間が排出した熱等による海面温度上昇による大気の状態による、大気の断熱膨張による気温上昇=温室効果によって賄われています。

なので何の効果もない温室効果ガスなど、温室効果増加には、まったく関係はないことがわかります。